ものごと

ダブルウォールカップ

2017/02/09

標準的な紙カップ(8oz=240ml)から断熱性能にすぐれたダブルウォールカップ(12oz=360ml)に変更した。
ここにはいくつかの問いに対する答えが含めれている。
たとえば、
紙カップ(ごとき)はあらゆる陶器のカップに劣るのか?
とか、
それを持ち歩いている風景が(周囲に)どう映るのか?
とか、
クルマのドリンクホルダーやテーブルの上に置かれた風景が(自分に)どう見えるのか?
というようなことだ。
言うまでもなく、
あらゆる状況において、ただ陶器であればよく紙はだめ(紙<陶器)だとは思っていないし、
テイクアウトカップを持ち歩いている風景に、おっ、と思う通行人がいてはくれないだろうか、というあわい期待をしてしまうし、
ドリンクホルダーに置かれたカップを含めたダッシュボードの雰囲気がこれからドライブする気分を高めてくれないかな、と思ったりもする。
すべてのドリンクを紙カップで提供するお店ということは、味へのこだわりが低いように思われるかもしれないけれど、
であるならばせめて一番ましな紙カップとは何か?を考えることはできるだろう。
というひとつの返答としての変更となる。
これで日本酒でもないのに「なみなみ」注ぐことをモットーとしていたドリップコーヒーの水位にもゆとりが生まれるし、
そのゆとりによって、フタを開けて、砂糖やミルクを入れ、かきまぜる、という動作にも安心感が生まれるにちがいない。
合理化されていない、とか、標準化されていない、という(なみなみと熱いコーヒーを注いでしまうような)ことのなかに個人店のおもしろさがあるのではないか、と思うひとりとしてはやや残念でもあるのだけれど、これからも(20年後の)人工知能から注意を受けるような人間らしい「非合理」をお店の運営に(ほどよく)取り込んでいきたいと思っている。

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ツバメコーヒー
〒959-0264新潟県燕市吉田2760-1
TEL.0256-77-8781

[営業時間] 11:00-18:00
[定休日] 月曜・火曜

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