グッズたち

ロゴについて

その日タナカくんは、新潟の燕市から東京にある僕の事務所にやってきた。
コーヒーの焙煎屋を始めるのだと言う。すでに焙煎機は購入したが、特に経験もないから、毎日試行錯誤しながら焼いていると話してくれた。
店名には「ツバメコーヒー」はどうかと、まだ迷っている様子だった。新潟県上越市出身の僕も、その時まだ燕市には行ったことがなかった。だが、そのキュートで特徴的な市の名を店名にするのは、素直で、おまけにどこか街の誇りをも背負ってる感じがしていいと思った。

ロゴのデザインは、よくあるツバメの絵とは、少し変えたかった。
多くの人が想像するツバメが、燕市にあるこのコーヒー焙煎屋のロゴだとすると、それはあまりにも出来過ぎだと思ったからだ。
いわゆるツバメらしくないもの、けどツバメと言われればツバメに見えそうなもの、くらいがきっといいと考えた。そして、じっと見ていたら、別のものに見えてきそうなもの、になればさらによい。

ツバメを真横から見たような絵なので羽根は片方だけ。鋭角的できれいな直線というよりはクネクネ湾曲し、線も僕の手描きのままのライン。出来上がって、じっと見てると、山や雲のような何か別のものに見える気もした。
ツバメコーヒーの文字は、空へ飛び立ったツバメが舞い上げた風を意識して書いた。

それで「ツバメコーヒー」のロゴができた。

大塚いちお ichio otsuka

イラストレーター・アートディレクター
1968年新潟県上越市生まれ。 イラストレーターとして、広告やパッケージ、出版など数多くの仕事をこなし、 アートディレクターとして、広告や、テレビ番組のキャラクターデザイン・衣装・セット・タイトルロゴなど番組全体のデザインに携わる。 担当番組にNHK Eテレ「みいつけた!」など。Jリーグ川崎フロンターレのファミリーアートディレクターとして、 グッズやイベント関係のデザインを担当し、2015年シーズンユニフォームをデザイン。そのジャンルを越えた創作活動は、子供から大人まで幅広い層に支持されており、 イラストからデザイン、空間、キャラクター、衣装やユニフォームまでこなす多種多様なクリエーションは唯一無二の存在である。
公式WEBサイトへ >>

オリジナルグッズ紹介

ツバメコーヒー
〒959-0264新潟県燕市吉田2760-1
TEL.0256-77-8781

[営業時間] 11:00-18:00
[定休日] 月曜・火曜

現在地からルート検索

メール問合せ