できごと

「CALMA by RYO OKAMOTO Exhibition2018.10/4-9」

2018/10/05

必見の展示のご案内をする。

10月4日(木)〜9日(火)の6日間、燕三条 工場の祭典
の期間と重なるようにして三条スパイス研究所
にて「CALMA by RYO OKAMOTO Exhibition2018.10/4-9」が開催されている。

10月6日(土)の17時よりツバメコーヒー店主も交えたトークイベント「CALMA by RYO Okamoto トークイベント」(参加無料)も予定されてる。

まず実際に足を運び、見ていただきたいが、その予告編というかひとつの解釈を以下に提示する。

なにか琴線にふれることがあったとしたら、まずは行ってみていただきたい。

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近年占星学などにおいて「KALM(カルマ)」は(因果応報における)「宿命=結果」の意味で使われることが少なくないが、本来は「行為=原因」を意味する。

「宿命」を授けることができても、自分の行為である「カルマ」は授けたり授けられたりできるものではないので、「カルマ」は「自分の行為」として「カルマを正す」のように、自分(のあり方に)ついて語るのが正しい使い方となる。

「CALMA by Ryo Okamoto」はまさにその岡本亮自身のあり方、あるいは生き方があるがままに表現されている。(なぜ「KALM(カルマ)」の頭文字を「C」としたのかは機会があれば聞いてみたい)

それを突きつけられた鑑賞者は、自分自身としてのカルマをどこまで主体的に、意識的に生きていると言えるかを問われているようだ。

「OFF ROAD」バイクは道なき道を行くし、「OFF GRID」ライフは電力網から離脱して生活していくけれども、ぼくらは利便性(もっと言えば、文明)の名のもとに道路と電力を生活するに不可欠なインフラストラクチャー(社会資本)として受け入れてきた。

そしてぼくらはそのなかで最大限の自由を謳歌しているつもりになっていた。

しかしながらそれはある規範(CODE)の範囲内においてのみであって、本当の自由は果たしてそこにあったと言えるのだろうか。(ともう一度考えてみたい)

この規範(CODE)を越えていく(はずれていく)ために必要なものをノイズ(Noise)と呼びたい。

そしてぼくは時としてそれをアート(ART)とも呼びたいと思っている。

岡本亮にとって「OFF ROAD」バイクは自分の生き様のメタファーとして機能している。

つまりそれは、より(自分として)よく生きていることを実感できるものであり、身体を拡張して一体化できるものとしてある。

その生き様(カルマ)としての「OFF ROAD」バイクに、まさに彼の嗜好性(趣味)と生活まるごとを搭載したのものが今回の展示作品だ。

そして、まさに「CALMA」(カルマ)という(岡本亮としての)行為=展示作品、が目の前に提出されている。

さらに見ていきたいことは、展示作品=個が凝縮したもの、が個からもっともかけ離れたように見える公共空間に置かれている、というその事実のほうだ。

むきだしになった個とあらゆる個を包括(包摂)するような空間が隣り合うことの意味とはなんだろう。
(それはけっして対極的なものではなく、円環的に捉えればきわめて近いものだ)

三条スパイス研究所のあり方に、公共性の理想形(の一部)を見たのだとしたら、それが今後の何かしらの道しるべになるかもしれない。

10月6日(土)17時よりトークイベントが予定されている。

作家と作品、個と公共をクロスオーバーつつ、言葉を重ねることによって、そこに立体的な図象が立ち上がることを目指しつつ、その場に赴くつもりだ。(詳細は以下に)

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【CALMA by RYO OKAMOTO トークイベント】
2017年岡本亮が立ち上げたアートブランド『CALMA』が起こし続ける化学反応の先にあるアートの進化とは何なのか。また、今回岡本氏が展示場所にと選んだ“公共施設”、そして“三条スパイス研究所”のコンセプトに共鳴したというワードや思いを紐解きながらツバメコーヒーの田中 辰幸氏と一緒にトークイベントを開催します。

日時:10月6日(土)17:00〜18:30
場所:三条スパイス研究所
参加費:無料
定員:30名
申込:必要なし・当日参加可能
問合:三条スパイス研究所(0256-47-0086)
ゲスト:岡本亮(CALMA)×田中 辰幸(ツバメコーヒー )
司会/山倉 あゆみ(三条スパイス研究所)

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ツバメコーヒー
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TEL.0256-77-8781

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[定休日] 月曜・火曜

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